100%天然由来のパイロルサイト(MnO2

100%天然由来のパイロルサイト(MnO2
「いずみ / IZUMI」

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弊社A-CAST(エーキャスト)が販売をする「いずみ/IZUMI」は、不純物を一切含まない100%天然由来のパイロルサイト(MnO2)商品です。

天然鉱物由来 MnO2 によるろ過浄化システム

パイロルサイト(MnO2)は、原水をろ過して鉄錆やマンガン、重金属、殺虫剤、駆除剤、硫化水素などを除去し、浄化する処理に用いられます。

一般的に水中から鉄やマンガンを除去する方法に次亜塩素酸ナトリウムという酸化剤(塩素)を注入したものをフィルターに通して、物理的なろ過を行う方法(酸化還元法)のほかに、イオン交換法、接触式酸化還元法があります。

接触式酸化還元法は、ろ過すると同時に天然鉱物に触れることで酸化させて、不純物を取り除く方法です。

「いずみ/IZUMI」は、パイロルサイト(MnO2)の原料である天然鉱物(マンガン)のみで作られており、強い酸化力があり、無害・非溶出性のものが使われているので、水中に溶けだす心配もなく安心です。薬品を注入する工程がなく、塩素独特のにおいがしない水ができます。

水のろ過には、パイロルサイト(MnO2)の他にもいくつかの種類が用いられますが、比較試験の結果、パイロルサイトのろ過効果持続時間が一番長いことが分かっています(下記の実験では314時間)。

その他のろ過方法との水に含まれる不純物(マンガン)除去性能比較試験を行っていますので、詳細は下記をご参照ください。

現行ゼオライトやグリーンサンドの置き換えによるトータルコストは圧倒的に低減可能です。
MnO2を使用した処理水の検査結果もご確認頂く事も可能です。(Ministry of Public Healthによる検証レポート)

※処理水質によって、処理手法は異なる場合があります。

パイロルサイト、マンガン・グリーンサンド、マンガン・ゼオライトによる、マンガン除去性能比較試験

はじめに

本試験では、水中に含まれる、マンガンに対する、パイロルサイト、マンガン・グリーンサンド、マンガン・ゼオライトをコーティングしたろ材によるろ過効果の比較検証を行った。

マンガン(Mn)とは、水溶性のミネラル成分で、傘下により固形化するが、低酸素の水中では溶解するので、地下水には鉄分とともにマンガンが含まれていることが多い。その除去には通常、過マンガン・カリウム(MnO4)や塩素(Cl2)などの酸化還元による沈殿反応を利用する。

WHOの基準では、水中のマンガン含有量が、400㎎/ℓを超えると人体に有害、飲料水では、100㎎/ℓを超えると飲料水に不適な味と水に変色が生じ、200㎎/ℓを超えるとろ材表面のコーティングが黒く変色したスケールで覆われるとされている。

マンガン及び鉄分除去方法としては、1)ろ材に、マンガン・ゼオライト、マンガン・グリーンサンド、バーム(砂のろ材)を用いた高圧フィルターによる、「接触式酸化還元法」、2)フィルターによるろ過の「酸化還元法」、3)イオン交換法、の3種がある。

タイ国の製造業では地下水を製造に利用するため、不純物である、マンガンや鉄分の除去による水質浄化が必要であり、一般的には、1)の接触式酸化還元法による高圧フィルターによるろ過が実施されている。

本比較試験で扱う、二酸化マンガンを主成分としたパイロルサイトは、タイ国北部で産出され、ろ材表層部をコーティングすることで、マンガン及び鉄分を薬品不要で除去できるものの、その効力の研究事例は少ないので、この度対象とした。

パイロルサイトは、鉄分やマンガン、殺虫剤、駆除剤、硫化水素を効果的に除去し、ミネラル分を沈殿させることで、銅、アルミニウム、アンチモン、鉛を除去し、水質改良薬品の使用を減らすことの出来る、堅牢且つ耐久性に優れたろ材である。

判断のパラメータとしては、マンガン除去に関する酸化還元能力とその再活性化、寿命について比較検証した。

実験手法

塩素無添加による高圧フィルターろ過法及び塩素添加による高圧フィルターろ過法。
水道水(24㎥/日)に亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO3)1.6㎎/ℓおよび硫酸マンガン(MnSO4)1㎎/ℓの濃度で混合したものを、パイロルサイト・フィルター、マンガン・ゼオライト・フィルター、マンガン・グリーンサンド・フィルターにて、それぞれ8㎥ずつろ過し、1)マンガン濃度、2)塩素濃度、3)流量(ろ材のつまり度合)、4)透明度、5)Ph値を測定した。

実験結果

塩素無添加の場合、パイロルサイトのマンガン除去能力が一番優れており(2.02g/kg)、また効果も一番持続していた(314時間)。その後は、二酸化マンガン(0・89g/kg、73時間)、マンガン・グリーンサンド(0.62g/kg、73時間)であった。
塩素添加の場合の除去能力比較結果も同等(パイロルサイトが一番優れていた)であったが、能力の持続時間は24時間後は、90~99%を維持していたものの、24時間を超えると逓減していくため、24時間から48時間毎のろ材の逆流洗浄(バックウォッシュ)を実施することで、性能が回復した。

提言

塩素添加の場合:24時間から48時間ごとのろ材バックウォッシュを併用を推奨。過マンガン酸カリウムによるろ過力復元は、コスト面と手間から実用的ではない。
 塩素無添加の場合:パイロルサイトが最適。24時間ごとのろ材のバックウォッシュを併用することで能力を復元できる。

※タイ国地方水道公社及びその他部門でのパイロルサイト使用による
水道水製造工程

通常例

浸透膜ろ過方式(Membrane Filtration )

高圧タンク方式

商品について

商品名いずみ(英語表記:IZUMI / タイ語表記:อิซุมิ)
成分二酸化マンガン
使用用途水処理(鉄、マンガン、ヒ素、その他の重金属の除去)
内容量40キログラム
販売元A-Cast (Thailand) Co., Ltd

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お問合せ後、折り返し弊社の日本人スタッフより詳しくご説明をさせていただきます。

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