進出理由は「リスク分散」、そして「量産案件の獲得」
Q. 日本本社の設立が昭和26年。なぜ、今になって海外進出を？
ひとつ目に阪神・淡路大震災以降、リスク分散の機運が高まっておりました。弊社、下諏訪姉妹工場はありますが、距離もあまり離れおらず、当社社長も海外拠点の需要を感じておりました。 そしてもう一つの理由として海外に拠点を持っていないことで量産が受けられず、小ロット（試作品）の案件のみのお話に終始してしまうという事がありました。
弊社は自動機能加工メーカー・受注メーカー故に24時間365日工場を回し、少ない利益率の中、薄利多売で運営している業態です。やはり小ロットのみですと事業拡大が難しいという課題がありました。 そういった機運の中で「親日国であり、一定のインフラが整ったタイ」であればという観点からタイへの進出を決定いたしました。
不景気の煽りを受けた進出時
Q. タイを進出国として選んだ結果どうでしたか？
実は進出当時タイでの自動車減税も終わり、経済が冷え込みだしておりました。営業にお伺いしても「サプライヤーさんには困ってない」などの声も多い時期でした。経営者としてはまだまだ経験も浅く、困窮を極めていた時期です。また、タイ人スタッフの教育面でも難しさを感じておりました。
そのような時期にはエーキャスト様をはじめ、先輩経営者の方には数多くのご相談をさせて頂き、大変救われました。現在はおかげ様でお付き合いさせて頂いている企業様の数も増えてまいり、自動車関連の企業様のお仕事で工場稼働率をいかに上げるかという点に注力しております。
従業員への注意の方法まで丁寧に指導
Q. 進出にあたり当社のサポートはいかがでしたでしょうか？
エーキャスト社には経理・会計・総務…、事務方を全てフォローして頂いています。私たちはタイ語も英語もそれほど出来るわけではないですし、採用方法、あるいはタイの風土わかりません。例えば、従業員に対し、警告を発する際にタイ人の気質を考慮に入れたり、あるいは法務的に問題の生じない手法をとったり、といったような小さな事もフォロー頂いておりました。そういったものまでも、一つ一つ懇切丁寧に教えて頂いきました。立ち上げの時からのお付き合いですので、すぐに相談に乗って動いて下さるっていうこともあり、非常に頼りにしているところですね。今後ともよろしくお願い致します。
Ceriotec (Thailand) Co., Ltd. について
技術のイノベーションを繰り返し、日々成長を続けているセリオテック。創業以来独自の技術を持つ精密加工メーカーとしてのその分野をリードしてきました。長年の切削加工技術の蓄積による実力、そして時代のニーズを読み取った製品企画力、セリオテックの製品が着実にシェアを伸ばしているのも、技術力への信頼性を証明するものといえます。セリオテックの技術と、優れたクォリティを込めた製品群が、今後も真の付加価値をもって市場に提供されていきます。OA関連機器、電気・電子機器、光・通信機器、自動車関連機器など幅広い領域にわたり高度な技術を誇るセリオテック。そして、絶えず情報やノウハウを迅速に得られるよう万全の体制をとっています。私たちはつねにトップ水準の技術をめざしています。
代表者: 安藤 和夫
Address: Bangkok Free Trade Zone 55/42-43 Moo 15, Tambon Bang Sao Thong, Bang Sao Thong District, Samutprakarn 10540 Thailand
Tel +66-(0)2-182-5253
Fax +66-(0)2-182-5255
URL: http://www.ceriotec.co.jp/
A-CAST (Thailand) Co., Ltd.について
当社 A-Cast (Thailand) Co., Ltd は、お客様の「本業に集中するにはどうすればよいか？」という課題に対して総務・営業業務・購買・経理といった側面からお客様の業務効率が格段に向上するようサポートいたします。さらに事業運営上のキーである人材確保のお手伝いとして、採用支援に関する様々なソリューションの提供や人材の提案までも行う戦略的BPOパートナーです。間接業務の煩雑さを解消することにご関心はございますか？ぜひ一度意見交換をいたしましょう。
代表者: 岡田 敬
Address: 32/29 Sino-Thai Tower 8F, Sukhumvit 21 Road. (Asoke), Klongtoey-Nua, Wattana, Bangkok 10110
Tel +66(0)2-259-5113
Fax +66(0)2-259-3742
URL: https://a-cast.co.th/
